【NEW ROAST】“爽やかな香味と軽やかな口当たりが魅力の、浅煎りコーヒーの世界”
この度、浅煎り(ミディアム-ハイロースト)のコーヒー豆を[新ラインナップ]として導入します。産地や品種を変えながら浅煎りコーヒーの魅力をお伝えしていきます。
高地で伝統的な栽培を続けている優良産地で高品質な“ティピカ種”を丁寧に作っています。
華やかなフルーツの香味とハチミツのような滑らかな甘み、冷めるにつれ、キウイやリンゴの明るい余韻が、全体のバランスを一層引き立てます。“ティピカ”ならではの綺麗な香味が織りなす洗練された逸品です。
ホンジュラスのサンファニージョ地区は、モンテシージョ山脈の麓に位置し、標高1700-2000mの高地で伝統的なコーヒー栽培が続く希少な産地です。1990年代よりティピカ種が根付くこの地は、2019年以降、地域全体でスペシャルティコーヒーへの転換を図り、学び合いながら新作物の生産に挑戦しています。現在、約20軒の農家が主に日本や韓国向けに高品質な豆を供給し、その実力は国際的にも評価されています。エル・ピノ農園では、RagaCafeのロニー・ガメス氏の支援の下、適正な肥料投入や生産工程の管理に努め、安定供給体制を整えています。収穫時には地域住民が一丸となり、選別されたチェリーは24時間の酵母発酵を経て、果肉を除去。その後、25-30時間の発酵を経て、室内で乾燥ムラを抑えるため定期的に攪拌しながら理想的な水分量に仕上げられ、最終的に丁寧に保管されます。また農園を率いるセクンディーノ・マサリエゴス氏は、父の影響で16歳で独立し、土地を切り拓きながら地域の主要な収入源としてのコーヒー生産に情熱を注いでいます。RagaCafeの協力によって家族の暮らし向上を実感し、更なる品質の向上と変革を目指して邁進中です。