【NEW CROP】お待たせ致しました!2021/2022新着コーヒーが入荷致しました。
国際品評会「Cup of Excellence®」入賞多数、バリスタチャンピオシップ採用にて優勝など、実力派の優良農園です。
固有品種ビジャサルチをミューシレージ(粘液質)100%の“レッドハニー”精製に仕立てた豆は、弾けるような果実のアロマを感じます。ブラックベリーや青リンゴの甘く爽やかな香味、ナッツやダークチョコレートの芳ばしさ、複雑に絡む香味を包む滑らかな質感が秀逸です。
「シン・リミテス」は、優良産地ウェスト・バレーに位置するマイクロミルです。
オーナーのハイメ・カルデナス氏は2005年にマイクロミルを設立し、果肉除去機を導入しました。『品質を語るには精製が大事』との考えから、収穫から精製までを自分たちの手で行っております。2008年の国際品評会「Cup of Excellence®」で2位入賞、その後も現在進行形で入賞獲得を重ね、自分たちのコーヒーの品質を高めています。その想いはミルの命名からも感じられ、「シン・リミテス」という名前の由来はスペイン語で『限界がない』という意味。所有しているマイベル農園とエマニュエル農園は、妻と息子の名前から由来されています。
100%天日乾燥、精製は全て「ハニーコーヒー」仕上げ。ミューシレージ100%残しの“レッドハニー”と、50%残しの“イエローハニー”を精製しています。
今回お届けするコーヒーは、アロマ豊かな“レッドハニー”をセレクトしました。
【『ハニーコーヒー』について】
『ハニーコーヒー』とは、収穫されたコーヒーの精製処理の方法のひとつです。
ハニーコーヒーでは収穫されたコーヒーチェリーを、パルパーという機械で果肉除去された後、醗酵行程をおかずに、ミューシレージ(粘液質)が残ったままの状態で乾燥行程に入ります。この方法によって、ミューシレージの甘味が豆に移り、通常のウォッシュドコーヒーでは得られにくいハチミツを思わせる独特の香りやボディをもったコーヒー豆が得られます。またこの方法では、果肉除去の行程で過熟豆、未熟豆を取り除くことが出来るというメリットもあります。
一方でミューシレージがついたままの乾燥方法は難しいといわれています。そこで多くの場合、遠心分離機でミューシレージを多少落としてから乾燥させる方法が主流ですが、ここ「シン・リミテス マイクロミル」では、ミューシレージを残したまま乾燥させており、完熟のコーヒーチェリーのもつ甘味が十分に引き出された香り高いコーヒーが精製されています。これは小さいながらも、自前のウェットミル・乾燥場をもち、丁寧な作業が隅々まで行き届く農園だからこそ出来る事なのです。