【NEW CROP】お待たせしました!2021/2022 ニュークロップが入荷致しました。
世界中で評価の高いコスタリカ・タラス地区の農園から、稀少な「ブラックハニー」精製のマイクロロットコーヒーをお届けします。
ナッツのような芳ばしさから、徐々にドライいちじくやプラムを想わすような『濃縮した甘味の中に感じる爽やかな香味』が印象的です。
環境立国として名高い中米コスタリカ。自然との調和を大切にした環境に優しい方法でコーヒーが生産されています。8つの産地の中でも、高地だけで栽培される「タラス地区」のコーヒーには『酸が強く上品で、コクがあり特に良い香りがある』という特徴があり、世界的に大変良く好まれる風味を持っています。
ガンボア農園は先代がタラス地区の農園を開墾したのがスタート。その後、大手精製工場などで経験をつんだ長男のために13人の兄弟で作り上げた自社精製工場(マイクロミル)は、「モンテーニャス デル ディアマンテ」(ダイヤモンドの山の意) と名付けられました。
今回このガンボア農園にて、脱果肉後ミューシレージ(粘液質)を一切除去しない稀少な
「ブラックハニー」精製のコーヒーを特別にお届け致します。
【「ハニープロセス」について】
「ハニープロセス」とは、収穫されたコーヒー生豆の精製処理の方法のひとつです。
ハニープロセスでは収穫されたコーヒーチェリーを、パルパーで果肉除去された後、醗酵行程をおかずに、ミューシレージ(粘液質)が残ったままの状態で乾燥行程に入ります。この方法によって、ミューシレージの甘味が豆に移り、通常のウォッシュドコーヒーでは得られにくいハチミツを思わせる独特の香りやボディをもったコーヒー豆が得られます。またこの方法では、果肉除去の行程で過熟豆、未熟豆を取り除くことが出来るというメリットもあります。
一方でミューシレージがついたままの乾燥方法は難しいといわれています。そこで多くの場合、遠心分離機でミューシレージを多少落としてから乾燥させる方法が主流ですが、本精製所では、ミューシレージを残したまま乾燥させており、完熟のコーヒーチェリーのもつ甘味が十分に引き出された香り高いコーヒーが精製されています。これは自前のウェットミル・乾燥場を持ち、丁寧な作業が隅々まで行き届く単一農園だからこそ出来る事なのです。